歯科検診の意味について考えてみよう

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歯科検診は歯周病予防にも効果がある

歯周病により歯を失うことのほうが実は多い

歯を失う原因として虫歯が第一に挙げられますが、実は虫歯よりも歯を失う確率が高い原因があります。
それが歯周病です。
歯周病とは、歯石が歯茎の内部まで溜まっていき、歯茎の内部から歯を破壊していく恐ろしい病気です。何が恐ろしいかと言えば、歯周病は虫歯と違って見えない病気であるところです。
虫歯であれば、歯の表面が削れてきますし黒ずんでくるのが目に見えるので分かりやすいですが、歯周病の場合は中々表面に姿を表しません。歯茎が少し下がり始め異臭がするようになって初めて、何かおかしいと気付くようになりますが、それでもまだ歯医者に行かないという方は意外と多いようです。
歯周病は、放っておくと歯がグラグラしてきて、最悪抜歯しなければならなくなるような恐ろしい病気です。高齢になってくると、歯周病で歯を失っている方が大半ですので、歯科検診で定期的にチェックしてもらいましょう。

歯周病がもたらす全身への影響について

歯周病菌に侵される場所は口腔内だけにとどまりません。
歯には神経があり、神経は血管を通して全身につながっているので、歯の神経に歯周病菌が大量に入り込むと血管を通じて全身にまわっていきます。
歯周病菌は、人体にとって悪影響を及ぼす毒素を発生させる働きもあり、全身に歯周病菌がまわっていけば、様々な病気にかかるリスクが高くなると言われています。
例えば脳神経に歯周病菌がまわっていけば、脳卒中や認知症の悪化など脳疾患にかかる確率が高くなりますし、心臓のほうにまわれば心筋梗塞や狭心症などの心疾患にかかる確率が高くなるとも言えるのです。
歯科検診で歯周病の検査をして、初期の段階で歯周病を治療していけば、こうした全身への影響も少なくなります。
歯医者が歯科検診を勧める理由は、歯周病予防のためとも言えるかもしれません。


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